Area-S ～エリア-エス～

オクモニック夫妻はほんとにいいキャラしてるなぁ。
特に旦那のほうが面白い、妻いじりの容赦のなさが素晴らしい。
あぁ、アルフの話ですよ。
夕方バイトだったのでビデオに撮って見ました、どうも、ドラですハーハッハァ！

ビデオの録画予約がちゃんと作動するか自信なかったので、親に手動で録画しておいてもらうように頼んでおきました。
あぁお母様ありがとう。
几帳面に７時の十数秒前からちゃんと撮ってある。
持つべきものは家族ですね、感謝感謝。

以下、家族といふものについて駄文。

【More・・・】

学校の講義で、現代の家族というものについて学ぶ講義があります。
戦後以降の家族形態や役割の変化の歴史とか、現代から今後に渡って予測される問題点とか、そんな感じのことを勉強してるんですが。
今日の講義は結婚についてやってました。
今の若い人、とりわけ女性がどういう考えや目的、基準で結婚相手を選ぶのかみたいな。
女性が結婚の際に重要視する要素は、学歴に関係する傾向があるそうです。
今の日本だと、全体的な傾向として学歴の高さと年収の多さは比例する傾向にあるわけですが。
高卒とかで、非正規雇用で低賃金で働いている女性は、場合によっては一人暮らしすることすら困難だったりするので、とにかく「生存」のために結婚して経済的な安定を求める。
一つの家庭に入って同じ家で家賃や生活費を共有して出し合えば、だいぶ楽になるでしょうからね。
「生存」を意識してしまう人よりもう少し余裕のある人たちは、「依存」を求める。
この人と結婚したら、ちゃんと生活していけるか。
生活費は稼いでくれるか、食わしていってくれるのか、自分も働けばある程度余裕のある生活はできるのか。
そこからさらに自立して、大卒で自身も正規社員で、ある程度お金を稼げていて自力で生きていけるような女性は、逆に今度は自分の生活の「保存」を求めるのだとか。
せっかく大学も出たのだし、専業主婦になって家の中に閉じこもっているよりは自分も家の外に出て仕事がしたい。
自分を家の中に縛るような男とは結婚したくない、みたいな。


まぁ色々女性も大変なんだなぁなんてぼんやり思いながら講義を聞き流していたのですが、なんとなく自分の結婚について考えてみたりもしました。
結婚かぁ。
今のところする気がないというか、できる気がしないというか。
いい加減20ン年も生きてきて彼女できたことないっていうのは多分色々人格的に問題があるのではないかと思うのですが。
彼女すらできないのに嫁なんてハードル高すぎんだろなんて思ったりします。

ただ、別に嫁にするなら恋愛感情とかはなくてもいい気がするんですよ。
結婚て、それこそ上の「生存」の考え方みたいに、経済的問題やらその他さまざまな面でメリットが生じるからするもんなんじゃねぇかと思ったりするのです。
「愛しているから一緒にいたい」なんてゆーのならそのまんま彼氏彼女としてイチャイチャしてりゃいいよなと。
どっちかっていうと、義理と腐れ縁で結ばれた親友と法的な婚姻関係になりたい。
少なくとも俺は一人の人間を一生愛し続けるなんて自信ないですしね。
友情と責任感なら、それよりは長持ちさせられそうな気がする。
愛の冷めた夫婦ってなんだか悲しいものですよ。
もう全然好きじゃないしいっそのこと嫌いですらあるけれど、特に主婦側なんか別れたら経済的に凄く辛いから嫌々ながら一緒に暮らしてて、夫婦間でろくに会話もないみたいな。
夫よりペットのほうがまだ可愛いみたいな。
それに比べりゃ友達関係のほうがなんぼかマシなのかもとか思うんです。

とかなんとか色々言ったけど、まぁ結局結婚自体できませんけどね俺は。
人間的な魅力は皆無な上に、多分俺のことだから就職してもそこまで裕福にはならんだろうから女性の側から見たら結婚するメリットがないでしょう。
いいさ、妻子がいたんじゃうかつなことはやってられねぇ。
独り身のまま生きてのんびりお金を貯めながら40越えたら放浪の旅に出てやるぜ。
孤独な自分を皮肉に笑いながら、暖かい家庭を持ちつつも自由にはなれない同年代の良き夫や父をやってるやつらをやっぱり皮肉に笑ってやるんだーい！

ところでオクモニック夫妻みたいな夫婦関係はどうなんでしょう。
愛はあるのか、幸せなのか。
とりあえず見てて面白いことには違いない。
いや、あれはあの夫婦個人個人の人格がユーモアたっぷりなのか。