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2012.06/20(Wed)

20120620 本当の自分なんて勝手にでっち上げて必死に守ってる 

ネットで攻撃的なことを書く人は本当は良い人か?

先日の日記でネット上で攻撃的な態度を取るやつが気に食わんと書いたのになんとなく近い話題の記事があったので。
でもこれタイトルと結論がねじれてるから問題提起としては別物だけど。

「本当は良い人」って言い回しが少し違うと思う。
実際に会ったら紳士的な人でした、だったとして、じゃあネット上で攻撃的な態度で人を苛立たせたことが全て許されるのかって話ですよね。
誰も彼もがその「ネット上では偽悪的な人物」とオフで会うわけでもなし、ネット上でしかその人と話さない人にとっては、攻撃的な態度こそが「本当」だろう。

例えば他人にはものすごく冷たい人でも身内にはものすごく優しいなんてことはよくある話でしょう。
職場では部下を殴るけど家に帰れば娘にはすごく優しいから「あの人は本当はいい人なのよ」って、部下から見ればうっせぇ知るかっていう。

後半のネット上で良い人の話については、まぁそんなもんだろう。
ただ書き方の印象がちょっとズルいけど。
「彼は冷たいけど仕事ができる男だ」と「彼は仕事ができるけど冷たい男だ」では前者のほうが評価が高くなるみたいな話。
「悪い人っぽいけど実際に会ってみたらそこまででもない」と「良い人っぽいけど実際に会ってみたらそこまででもない」とで、前者のほうが良い人だったり信用できるかってそんなことはないだろう。
どんな人間にだって良い部分も悪い部分も両方あってあたりまえで、どちらか一面だけをあらかじめ見ていたら、あとでギャップが生まれるのは当然。
それで、ネット上という不特定多数の目に触れる場での発言で人の気持ちを逆撫でするようなことを控えてる人に対して、「あいつら良いことしか言わないから信用ならないね」なんて言って、露悪的な人を持ち上げるのはズルいなぁと思う。

「ネット上で良い人」が「良い人ではないことが多い」という結論に対応するのは、「ネット上で攻撃的な人」もせいぜい「攻撃的ではない人が多い」という程度のこと。
「ネットで良いことを書く人には気をつけよう」っていうのは、良い部分にしろ悪い部分にしろ、一面だけを見て自分の中で勝手なイメージを持たないように気をつけよう、って話なのだと思います。

あ、あと冒頭のセミナーで一番前云々はそれ割りと単純に興味の有無でしかないと思うの。
大学の講義とか俺講義の面白さによって前に座って熱心に話を聞くか一番後ろで絵描いてるか露骨に変わってたので。
何かを褒めるのも貶すのも対象に対する興味がなければできないことだから、ネット上で良い人か悪い人かはセミナーでの態度には関係ないと思うな。

【More・・・】


とかなんとか、元記事だけ読んで自分で思ったことをつづったあとに、元記事へのトラックバックエントリを見てたら、もっとしっくりくる意見がいろいろあったりして。
ネットの「いいひと」、リアルの「いいひと」
この記事の、「都合のいいひと」って観点はまさにしっくりくるなぁ。
ネット上で攻撃的な人は見てて気分がわるいので私にとって「都合の悪い人」、でも実際にあってみたら意外と趣味があったりして話が弾んで会って話す分には「都合のいい人」。
「良い人」なんて状況や関係性の中で定義そのものが変わってしまう。
判断する側こそがネット上とオフラインとで考え方を変えてしまっている。
私の中でぼんやりと気になってたことをさっぱりと言い表してくれてました。
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