Area-S ～エリア-エス～

覚悟はしていましたが、地震から一日が経過して徐々に被災地の被害の詳細が明らかになるにつれ、本当に大変なことになっているなという現実を突きつけられて戸惑っています。
どうも、ドラです、無事です。
今のとことうちの周辺は人的被害物的被害皆無inさいたま。

埼玉県近辺ではその後も大規模な余震などは来ておらず、我が家では幸い今日は仕事が休みだった母といっしょに万が一に備えて非難時に持ち出す荷物などをまとめておりました。
ペットボトルに水をつめておいたり、日持ちしそうな食べ物をまとめておいたり。
こういうのはしっかりやっておけばやっておくほど結局使わずにすんで無駄になるのが人生と言うもの。
だからこそ、無駄にするために、しっかりやっておくというドラなりの願掛けだったりします。
たぶんないだろうとは思っているけど、でもじゃぁ本当にこれからまた首都圏で震度７クラスが来たりしないかって絶対ないとは言い切れないわけで。
昨日から断続的に続く余震に、多少神経質にはなっているような気分です。

ていうか、ぶっちゃけ現実感が微妙に浮ついてます。
新聞の一面はどれも馬鹿でかい字で戦後最悪クラスのこの災害の悲惨さを報じ、テレビから流れてくる死傷者数は時間経過とともに膨れ上がり、映し出される津波に飲み込まれた町並みは何これゴジラでも来たの？みたいな。
不謹慎ですがまるで映画の中の出来事のようで、しっかりと事実を受け止めきれてません。
幸いというべきでしょう、私には東北地方方面に親戚がいないので、そのへんも余計に真に迫る実感を遠ざけているのかもしれません。

阪神淡路大震災の時は私は埼玉在住の小学生だったものですから、正直テレビの画面の中で崩れた高架橋などをぽかんと眺めていたものですが。
今は流石にあの頃よりかはもう少しだけ広く周りが見えるようになって、ただしそれは充分には程遠い狭さで、かえって不安に慄いてます。
差し当たり、普段から何を備えていたわけでもない若造が慌てふためいても迷惑にこそなれ誰かの益にはなるまいということで、落ち着いて普段どおりにしていくつもりです。
その上でテレビのニュースやネット上の情報にはある程度耳をそばだてて、ちょっとしたところでみんなと足並みをそろえていければなと。
節電のこととかね。

別に私がいちいちこんなところで言うまでもないことですが。
でもあえて言っちゃお、自分で自分を落ち着けるために。
みんな、こんなときだから助け合って、自分にできることを無理しない範囲で落ち着いて冷静にこなして行きましょう。
もちろんまずは自分や自分の家族友人を大切にしつつ、その上でそれ以外の見ず知らずの人にも最低限の思いやりを忘れないで。
私も努めて自分にそう言い聞かせることにします。

被災地の最前線で救助救援に励む方々、被災されて辛い思いをされている方々に、どうぞ安全と安心がもたらされますように。
あと大地はそろそろ鎮まれ、もう充分荒ぶったろ。


あ、昨日の記事にコメントくだすった方、ありがとうございました！
あなた様もどうかお気をつけて！